
開咬の症状と矯正についてご説明します。
開咬とは、奥歯を噛んでも前歯が咬み合わずに上下の歯の間が開いてしまうことです。不正咬合と判断される基準は学校保健法によると、奥歯を咬んだ時に上下の前歯のすき間が6ミリ以上出来るものとされています。開咬は歯列によるものと骨格によるものとに分かれます。開咬は、前歯で食べ物を咬み切ることができない、よく噛めないほか正しい発音もできません。 自然に治ることはほとんどありません。
原因のひとつに遺伝的なものが考えられますが、この場合の治療はかなり困難となります。後天的なものとしては指しゃぶりや舌を出す癖、舌を噛む癖などが考えられます。前歯の生え変わりの時期には前歯にすきまが生まれますがこのとき、すきまに舌を入れる癖があると、舌の筋肉によって上下の前歯のすきまを広げてしまいます。噛む機能の低下や、発音の異常、食べ物をうまく飲み込めないなどの障害があります。
原因は骨格によるもの、生活習慣によるものなど個人差がありますから、専門医とよく相談して自分に適した治療方法を選択します。下あごの方が異常発達しているときは、手術による骨格の形成を行う場合もあります。手術前におおむね上の歯と下の歯がかみ合うように術前矯正治療を行い、手術により下顎の骨を切断し上の歯とかみ合う状態で下顎の骨を固定します。1ケ月以上の入院が必要となります。手術終了後術後、術後矯正が必要となります。歯の状態や生活習慣を原因とするときなどワイヤーによる矯正を行います。治療法としては、奥歯の小臼歯を抜いて治療する方法がとられることが多いです。
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